こんにちは。ぽっぽ通信です☆
朝夕は空気が冷たく、肌寒くなってきましたが、
昼間はぽかぽかと太陽のぬくもりを感じられ、
戸外で過ごすことが気持ちいい季節になってきました。
今回は、わくわくルーム(一時預かり保育)での
子どもの姿を紹介します♪
お外あそびが大好きなHちゃん。
アスレチックのすべり台がお気に入りですが、
つり橋はちょっと苦手です。
(進もうとするとゆらゆらと揺れてこわいな・・・)
でも今日は違います。できる気がするんです!!
「こわくないよ。」
そう言って、そーっと足を出してみます。
(よし、いくぞ!)と覚悟した表情に見えます。
「どこ?」どこにつかまればいいのか聞くℍちゃん。
「ここかな?」保育者がアドバイスします。
ゆっくりゆっくり進みます。
「こわくないよ。」
自分に言い聞かせるように何度も「こわくないよ。」と言いながら進んで行きます。
自分を信じ、自分を励ましながら挑戦しています。
保育者は、敢えて言葉はかけません。ℍちゃんの頑張りを見守ります。
そして、とうとう最後まで渡りきりました!!
頑張った! できた!! うれしい!!!
自分の力でやり遂げたのです。
「ℍちゃん、ご飯を食べようか?」「うん!!」
弾むような足取りで歩いていきます♫
そして、お友だちの手を取り「ごはんにしようね。」と言って、
手をつないでお部屋に戻ります。
何ともたくましい後ろ姿ですね(^_^)
自分で挑戦しようと決めて、最後までやり遂げたという達成感。
簡単にできることではなく、ちょっと頑張ることへの挑戦が
「やればできる」という自信に繋がります。
自信は、やりぬく力には欠くことのできない要素です。
普段は慎重で、新しいことにチャレンジするまでに時間がかかるタイプの子も、
自分でそのタイミングを上手に見つけてやる気を出すことがあります。
保育者は、チャレンジしてみようとする気持ちを静かに見守り、
出来た時には大げさではない言葉で褒めます。
日常の遊びの中での小さな挑戦と成功の積み重ねを大事にして、
子どもの気持ちに共感していきたいと思います。
次回は、11月30日(月)を予定しております。