ぽっぽ通信vol.62
こんにちは、ぽっぽ通信です。
今回は年長さんのお散歩の様子をお届けしたいと思います。
★子どもの様子★
「見て!イチョウの葉っぱが落ちてるよ!」「木から葉っぱがなくなってる!」
「よーし!上まで登ろう!」「登るのが大変だー!」
「何か木の実が落ちてる!」「何か匂いがする!」
園から段ボールを持参し、そりすべりをしました。
まずは、先生がお手本を見せます。
「よーし、やるぞー!」「あれー、上手く滑らない」 「どうやったら滑るかな?」
先生のお手本を見て早速挑戦!
枝を使ったり、そりのような形にしたりと
自分たちで工夫しながらダイナミックに遊んでいました。
★子どもたちの育ちや学び★
身近にある段ボールを使ってそりすべりという
楽しい遊びができることを発見できました。
どのようにしたら早く滑れるか、試行錯誤しながら
自分で考えたり、友だちと協力したりしながら
あそびを発展させていました。
また、すっかり落ちた葉っぱを見たり
足で踏んで音を聞いたり、
あちこちに冬を見つけ、
体で冬の自然を体感している子どもたちでした。
★保育者の思い★
なかなか園外に行く機会がない中で、
園ではできない体験をしてもらいたいという思いから
散歩に行き、そりすべりを行いました。
子どもたちのあそびにあまり介入しすぎないようにして、
遊んでいる姿を見守るようにしました。
散歩は、草木や花などに触れる機会が多くあり、感受性が育まれます。
子どもたちにとって季節の移り変わりを五感で感じられる
良い時間となりました。