こんにちは、ぽっぽ通信です☆
先日、みんなで餅つき大会をしました!
みなさんにその様子を紹介したいと思います。
★子どもの様子★
餅つき大会に向けて、始めに普段食べているお米と餅米の
違いを観察して、実際に研ぐことから始めました。
その中で、お米より丸くて真っ白ということに気付いた子が
たくさんいました!
「かたーい!」 「お水が白くなった」
「これがお餅になるの?」と、普段目にする餅とは違う姿にビックリ
している子もいました。
次の日♪
火を起こし、昔ながらの窯でもち米を蒸かしました!
臼の中で湯気がモクモク。どんな匂いがしてきたかな?
「あったかーい」 「なにしてるの?」
いよいよ餅つきスタート!
小さい学年のお友だちは先生と一緒に一生懸命ペッタンペッタン♪
初めて餅をつく道具を見て興味津々な姿も見られました。
年長さんにもなると一人で杵を持ち、力いっぱい自分で餅を
つくことが出来ていました!
「よいしょー!よいしょー!」周りのお友だちもタイミングを合わせた掛け声で応援!
大盛り上がりでした♪
餅つきのあとは、まゆ玉飾り(餅花)作り!
「まゆ玉飾り」とは小正月に作物の豊作を願い木枝に団子や餅を付けてまゆ玉や稲穂などの
形を作り飾る伝統風習です。たくさんの実がなった枝のように、今年も豊作であるように
という願いが込められています。
「きれいにまゆ玉作れたよ!」 「くっついた~」
白とピンクの餅を枝に付け、まるで花が咲いた枝のようになりました。
最後には、給食でほっこりあったまる汁物に入った餅を食べました。
また、餅米の試食もしてみたところ「ご飯とちが~う」「粒がちいさいね」という
気付きも聞こえてきました。
★子どもたちの育ちや学び★
絵本や保育者の話を通して餅つきの由来などを知るだけでなく、普段なかなか見られない
杵と臼に触れて重さや大きさを知ったり、ついた餅に触ったりしながら体験することで
日本の伝統行事の雰囲気を味わうことができました。
また、声を合わせて餅をついたり、各クラスで綺麗な餅花を作ったりと
協力して取り組んだことで協調性を感じられる時間になりました。
★保育者の思い★
餅米研ぎ、餅つき、餅米の試食など実際に餅になるまでを
見て、触って、食べて、感じ取れるような経験を考えました。
この体験を通して子どもたちが行事に興味を持って参加し餅料理を含め
様々な料理や食べ物も美味しく食べられるきっかけ作りになったら良いなと思います。
お友だちや先生と楽しく行えた伝統行事は貴重な体験になったと思います!
次回のぽっぽ通信は、1月13日(金)を予定しています。