こんにちは、ぽっぽ通信です☆
子どもたちに人気のあるあそびの一つに、廃材などを使っての工作あそびがあります。
自由あそびの時間などに夢中になって取り組む姿が良く見られています。
今日はその工作あそびのワンシーンをご紹介いたします★
★子どもの様子★
土曜日のある日…「せんせい!工作したい!」と要求してくるお友だち。
保育者と一緒に工作に必要な材料の準備から始めます。
大きな空き箱、色画用紙の切れ端、ハサミにテープ類・・・
↑「これとこれをくっつけて・・・お!いいかんじ!」
材料を目の前にして、形を作りながらイメージをどんどん膨らませる子どもたちです。
↓年長のお兄さんたちの姿を見て「やってみる!」と真似して作ろうとする2歳児のお友だち。
真似をすることから遊びはどんどん広がりを見せ、そしてできることも増えていきます。
↑「この箱は固いからいからセロテープじゃつかないんだよ。先生!ガムテープ貸して!」
年中さん、年長さんになってくると、これまでの経験が知識となり、目的に合った用具を自ら要求してきます。
ガムテープの切り方も、今まで先生がやっていたやり方を見て覚えていて、自分でやってみようと挑戦しています。
“じゃじゃ~ん!!”試行錯誤して、できた作品がこちら☆
左はごみを集める収集マシーン、右はクワガタだそうです。
★子どもたちの育ちや学び★
材料を目の前にして、作りながら考え、考えてはまた作って・・・この時の子どもたちの頭の中はフル回転していることだと思います。
その時頭の中で生まれたイメージや発想にこれまでの知識を足して、どんどんあそびを進化させていきます。
そのなかで更に素材の違い、用途に合った材料、使い方を知り、この経験がまたあらたな知識となり、次のあそびに繋がっていきます。
★保育者の思い★
保育者たちは日頃から、子どもたちがイメージや発想を形にしようとする思いに大切に寄り添い、支援しています。
その思いが叶う経験が次のあそびへの意欲につながっていくものと考えています。
実際に触ってみる、試してみる、そこでまた考える、といった経験を繰り返す中で、
想像力や思考力を高め、自分でおこなう喜びや自信につなげていけたらと願っています。
次回のぽっぽ通信は2月10日(金)を予定しています。